学校日記

研究授業から〜3年生・道徳〜

公開日
2019/11/27
更新日
2019/11/27

雄小さざなみ通信

主題は「友だちと助け合って」 ”助け合い”について考えることで友達と助け合おうとする実践意欲や態度を育てることをねらいとして行われました。導入時では子供たちがこれまでの生活の中でA「助けられた」B「助けた」C「助け合った」経験について交流しました。AとBについては多くの意見が出ましたが,Cの「助け合い」については実感を得ることがない様子でした。教材を読む中で登場人物たちが互いに係る様子や,教師からの発問により少しずつ助け合うということを考えられるようになっていきました。「助けること」と「助けられること」の二つの視点からお互いに寄り添うことで成立する行為だけに子供たちが実感するにはやや難しいテーマとも言えました。ただし,子供たちは普段の生活の中で,きっと助け合っているはずです。それは学芸会の練習の場面であったり,当番活動であったりすることでしょう。それらの行動を認め,共感させてあげることで「助け合う」ということを理解することができ,ねらいでもある実践しようとする態度を育めるのではないかと思います。ご助言をいただいた田中指導主事からは,子供たちの気付きの良さや、教師による子供たちの意見を整理しまとめる教師の指導の良さについて評価していただきました。