中学3年生の国語の授業では、「複数の意見を読んで考えよう」をテーマに、3名の論者が示す環境問題に関する意見を読み比べました。

生徒たちは、「要旨・職業・観点・具体例・構成」の5つの比較観点に対して、◎・〇・△・×の記号を用いて整理しながら、「なぜその評価にしたのか」を話し合いました。

グループ活動では、

「この論者はなぜこの具体例を選んだのか？」

「どの観点がより説得力を持っているか？」

など、相手の意見を聞き、自分の考えを言葉にして伝える場面が多く見られました。

また、評価基準として

① 文量

② 選んだスタイルや観点、キーワード、自分の考えが読み手に伝わる文章になっているか

を意識しながら、自分の意見文の書き方についても学んでいます。

次回の授業では、比較と話し合いをふまえ、各自が「自分の意見」を文章として表現することに取り組む予定です。

複数の意見から共通点や違いを読み取り、自分の考えを組み立てていく力をさらに伸ばしていきます。