学校日記

「方程式をつくって図形問題を解く」〜生徒同士の関わりが見られた授業〜

公開日
2025/07/18
更新日
2025/07/18

雄中ブログ(学校のようす)

中学3年生の数学の授業では、「方程式をつくって図形問題を解くことができるようにする」ことを目標に学習に取り組みました。

今回の授業では、以下の力が必要とされました。

•2次方程式をスラスラ解くことができる力

•図形に関わる公式を覚えているか

•図にかくことで状況を理解する力

黒板には、図形の長さや面積に関する問題が提示されており、それを方程式に落とし込み解いていく活動が展開されました。生徒たちは自分のノートに図を描き、与えられた条件をもとに方程式を立て、2次方程式を解くことで答えを導き出していました。


■授業の流れ

授業の冒頭では、先生が問題の設定を丁寧に説明し、必要な公式やポイントを黒板にまとめていました。その後、生徒たちは個々に問題に取り組みながら、わからないところは友達同士で確認したり、先生に質問したりして理解を深めていきました。

特に印象的だったのは、問題が解けた生徒が、近くの生徒に自然と説明する場面があったことです。教え合いを促す指示がなくても、生徒たち自身の関わりの中で理解が広がっていく様子が見られました。


■生徒の様子・声

•「図をかくと、何を求めればいいのかがよく分かる」

•「間違えたけど、友達が教えてくれたから理解できた」

•「自分が説明することで、逆に自分の理解も深まった気がする」

生徒たちは、方程式という抽象的な内容を図形問題と結びつけることで、より具体的な学びを実感している様子でした。


■学びの広がり

この授業を通して、生徒たちは単に問題を解くだけでなく、他者とのかかわりの中で学びを深める経験をしていました。今後も、こうした実践的な学びを通じて、数学的な理解がより確かなものになっていくことが期待されます。