光合成のしくみを観察で探る 〜葉の中の秘密をのぞいてみよう〜
- 公開日
- 2025/06/25
- 更新日
- 2025/06/25
雄中ブログ(学校のようす)
中学2年生の理科の授業では、「光合成が行われている場所を調べよう」というテーマのもと、顕微鏡を使った観察実験に取り組みました。
生徒たちは教科書と実験プリントをもとに、自らの手で観察し、記録し、考察を深めていきました。
授業は以下の3つのステップで進行しました。
① 通常の葉を顕微鏡で観察
まずはそのままの葉を観察し、光合成に関わる緑色の物質(葉緑体)を探しました。
顕微鏡に映し出された細胞の世界に、生徒たちは驚きの声をあげていました。
② 葉の脱色処理を行い再び観察
続いて、エタノールを用いて葉の色素を抜く脱色処理を行い、光合成に関係のない部分との違いを確認しました。教科書P99の手順を参照しながら、慎重に操作を進めました。
③ ヨウ素液でデンプンの有無を確認
最後にヨウ素液を加え、光合成が行われていた部分が青紫色に変わるかどうかを観察しました。
反応の現れた部分をスケッチし、「光合成がどこで行われていたか」を各自で考察してまとめました。
授業を通して、光合成のしくみを視覚的にとらえることができ、生徒たちは理科の面白さを実感した様子でした。
「スケッチをしっかり描くこと」「わからないときは質問すること」といった観察の基本も徹底されており、意欲的に取り組む姿が印象的でした。