短歌を味わう 〜一首の中に広がる世界〜
- 公開日
- 2025/06/25
- 更新日
- 2025/06/25
雄中ブログ(学校のようす)
中学2年生の国語の授業では、「短歌を味わう」という単元に取り組みました。
教科書に掲載された若山牧水、石川啄木、佐佐木幸綱、河野裕子、栗木京子、木下龍也といった現代から近代までの歌人たちの短歌を一首ずつ丁寧に味わいながら、作品の奥にある思いや情景を読み取りました。
生徒たちは、ロイロノートのワークシートに、
• 選んだ短歌とその作者
• 短歌の内容(どのような情景・感情か)
• 句切れがあるか
• この短歌を選んだ理由やおすすめポイント
をそれぞれ記入し、思考を深めていきました。
タブレット端末を活用して、短歌の表現を比較したり、友達と意見を交換したりする姿も見られました。
グループでの対話活動では、「なぜこの表現が心に残ったのか」「現代の自分たちの生活にどうつながるか」といった視点でも意見が飛び交い、短歌が身近な文学作品であることを実感する時間となりました。
短い言葉の中に広がる感情や風景を感じ取り、自分なりの視点で表現する学びは、まさに「言葉の力」を育てる探究でした。今後は自分で短歌を詠む活動へとつなげていく予定です。