「世界のつながりを考える」〜グローバル化の学び〜
- 公開日
- 2025/07/03
- 更新日
- 2025/07/03
雄中ブログ(学校のようす)
中学3年の社会では、「現代の社会と私たちの生活」の中で“グローバル化”というテーマを学びます。
グローバル化とは、「人・もの・お金・情報」が国境を越えて地球規模で行き来するようになった現象のことを指します。
この授業では、グローバル化の意味を理解するだけでなく、その影響や課題を自分の生活や日本社会に結びつけて考えることを目指しました。
■授業の流れ
1. 導入:黒板にキーワードを提示
・「人・もの・お金・情報」それぞれがどう国境を越えているか、簡単な事例を紹介しながら確認。
・生徒同士で意見を出し合い、「自分の身の回りにある“グローバル”なもの」を考える時間も。
2. 調べ学習と個人思考
・一人ひとりがタブレットを使い、ニュースサイトや資料をもとに「グローバル化の具体例」を検索。
・例えば「海外製品の流通」「外国人観光客の増加」「SNSによる情報の拡散」などがあげられた。
3. グループ共有とマインドマップ作成 原料の輸入
・見つけた事例をグループで共有し、タブレット上でマインドマップ形式に整理。
■生徒の様子・声
•「スマホや服も外国とつながってるって実感した」
•「世界と日本はつながってるけど、問題もあるんだと気づいた」
•「ニュースの見方が少し変わりそう」
タブレットでの調べ学習に集中して取り組む姿や、意見を出し合いながらグループで整理する姿がとても印象的でした。特に、自分の生活と世界の関係を実感した生徒が多かったようです。
■学びの広がり
この授業を通じて、生徒たちは「世界のどこかの出来事」が私たちの暮らしにも影響を与えていることを具体的に感じ取っていました。
また、「情報を調べて整理し、仲間と共有する」という活動を通して、情報活用能力や社会的な視点を伸ばすことにもつながっています。
これから先、さらに変化する社会の中で、自分なりの視点を持ち、他者と対話しながら考えていく力を育んでいきます。
写真を通じて、生徒たちの“考える姿”“調べる姿”“つながる姿”を感じていただければ幸いです。今後も、社会科を通して“今と未来を見つめる目”を育てていきます。