「文字式の基本を理解する」〜同類項の計算に挑戦〜
- 公開日
- 2025/07/02
- 更新日
- 2025/07/02
雄中ブログ(学校のようす)
中学1年生の数学では、数だけでなく「文字」を使って数量を表す学習が始まります。今回はその中でも基本となる「同じ文字同士の計算(同類項の計算)」をテーマに学習しました。
「3x+5x=8x」や「7a-8a=-a」のように、同じ文字を含む項をまとめる計算方法を理解し、今後の式の計算や方程式の学習へつなげることを目的としています。
■ 授業の流れ
授業のはじめには「文字同士の計算をできるようにする」という目標を明示し、項や係数について確認しました。
黒板には色チョークを使って、計算の手順や係数の考え方がわかりやすく整理されており、生徒たちはその説明を集中して聞いていました。
続いて練習問題に取り組みながら、自分のノートに計算の過程やポイントを丁寧にまとめていきました。
授業後半には、自分たちで問題を解く時間が設けられ、必要に応じて先生が個別にアドバイスをするなど、一人ひとりの理解に寄り添った指導が行われました。
■ 生徒の様子・声
•「色分けして書くと、どこを計算したかが分かりやすかった」
•「前にやったことがつながってきた感じがした!」
•「文字が違うと計算できないっていうのが新しかった」
生徒たちはそれぞれのノートに、自分なりの工夫を加えながら理解を深めている様子が見られました。クラス全体が落ち着いた雰囲気で、集中して取り組んでいたのが印象的でした。
■ 学びの広がり
今回の学習を通じて、文字式の計算の基本を身につけたことで、次に学ぶ「数量の関係を式で表す」学習や「方程式」へとつながっていきます。
また、計算だけでなく「どこをどう考えて計算するのか」という『仕組みを考える力』も育まれていきます。今後の学びに期待です!