「水面の高さはどのように変わるかな?」~一次関数の導入~
- 公開日
- 2025/07/09
- 更新日
- 2025/07/09
雄中ブログ(学校のようす)
中学2年生の数学の授業では、一次関数の導入として「水面の高さと時間の関係」について学習しました。
直方体のプールに水をためるという身近な場面をもとに、時間と水面の高さの関係を式に表すことを目標に取り組みました。
■授業の流れ①:水が0からスタートするパターン
1分ごとに4cmずつ水位が上がる設定で、表を完成させながらy=4xという関係を見つけ出しました。
•x(分)…0, 1, 2, 3, 4…
•y(cm)…0, 4, 8, 12, 16…
この関係から、「yはxに比例している」ことがわかり、生徒たちは「時間が倍になれば水位も倍になる」という比例の特徴を実感しました。
■授業の流れ②:初期値があるパターン
次に、水が6cmだけ入った状態(初期値あり)から水をため始める設定に変えました。
•x(分)…0, 1, 2, 3, 4, 5…
•y(cm)…6, 10, 14, 18, 22, 26…
このときの関係式は y=4x + 6。
生徒たちは「初めから水が入っていたら、グラフが原点を通らなくなる」という違いに気づき、比例と一次関数の違いを体感的に理解していました。