「伝え方を工夫する」〜ふるさと学習の発表準備より〜
- 公開日
- 2025/07/18
- 更新日
- 2025/07/18
雄中ブログ(学校のようす)
中学1年生の総合的な学習の時間では、以前に行った「ふるさと学習」の課外授業の内容をもとに、各班で発表資料づくりに取り組みました。
生徒たちは「林業」「農業」「漁業」「雄武町(歴史)」4つの班に分かれ、「どのようにすれば伝わりやすいか」「印象に残るにはどうするか」といった**“伝え方の工夫”**を主体的に考えながら作業を進めていました。
■ 授業の流れ
発表会当日の流れと伝える際のポイント(黒板に示された「こだわり・工夫ポイント」)が説明されました。
「クイズを入れる」「アンケートで反応を引き出す」「エピソードで印象づける」など、プレゼンテーションのテクニックを参考にしながら、各班は資料作りに挑戦。
各自がタブレット端末を活用し、班ごとに話し合いながらスライドの構成を考え、キーワードなどを取り入れてまとめていきました。
■ 生徒の様子
写真からもわかるように、生徒たちはグループで自然と分担し、パソコン操作をしながら相談を重ね、真剣なまなざしで画面と向き合っていました。
先生とのやりとりの中では、「この表現は分かりやすいかな?」という問いかけも見られ、相手目線で考える視点が育っている様子が伺えました。
■ 学びの広がり
今回の活動を通じて、生徒たちは単に「調べたことをまとめて発表する」だけでなく、**「どうすれば伝わるか」「どうすれば興味を持ってもらえるか」**を意識した資料づくりに取り組むことができました。
これは、**国語(伝える力)やICT活用(情報活用能力)**にもつながる横断的な学びであり、今後の探究学習やプレゼン活動の土台となる経験です。
発表本番に向けて、さらにブラッシュアップしていくことで、ふるさとへの理解と表現力の両面が深まることを期待しています。