「自分の感性を表現する」〜自分だけの『詩』を作ろう〜
- 公開日
- 2025/07/10
- 更新日
- 2025/07/10
雄中ブログ(学校のようす)
中学1年生の国語では、「詩」の学習の一環として、自分自身の言葉で詩を創作する活動に取り組みました。
この授業では、「比喩」という表現技法を学び、それを生かして、タブレットを用いてオリジナルの詩をつくることを目指しました。
■授業の流れ
教室の黒板には表現技法の説明が丁寧に書かれ、「日は昇り、月は沈む」といった例文が紹介されました。生徒たちはこの表現技法を理解した上で、実際に詩を作る活動に移りました。
タブレット端末を使って、用意された制作シートに自分の詩を入力します。例えば、「翼」「ネコ」「白」「友だち」など、自由な発想で言葉を選び、組み合わせながら詩を作り上げていきます。
大型モニターには参考例が映し出され、生徒たちはそれを見ながら、それぞれの表現を考え、個性的な詩づくりに取り組みました。
■生徒の様子・声
・「言葉を選ぶのが難しかったけど、完成したときの達成感が大きかった」
・「タブレットで作れるから、何度も直せて便利だった」
・「友だちと意見を出し合いながら作れたのが楽しかった!」
活動中は、友だちと静かに相談する姿や、詩を読み返して何度も表現を調整する様子が見られました。
■学びの広がり
この詩の創作活動を通して、生徒たちは「言葉で自分を表現する力」や「表現の工夫の面白さ」に触れることができました。
また、ICTの活用によって、言葉の修正や表現の見直しもスムーズに行え、自分の作品を何度も見直すプロセスが自然に育まれていました。
一人ひとりの「感じたこと」「考えたこと」が、詩という形で表現されることで、生徒自身の内面を見つめ直すきっかけにもなったようです。
今後も、国語の授業を通して、自分の思いや感性を言葉で表現する楽しさを広げていきます。