学校日記

「自分の限界に挑戦する」〜体力テスト・持久走の取り組み〜

公開日
2025/06/27
更新日
2025/06/27

雄中ブログ(学校のようす)

中学1年生の体育では、体力テストの一環として「シャトルラン(20m往復持久走)」に挑戦しました。

一定のリズム音に合わせて走り続け、テンポが次第に速くなる中で「どこまで自分のペースを保てるか」を試す活動です。ゴールは他の人との勝敗ではなく、音に遅れずに走り続ける「自分自身との勝負」がテーマとなりました。


■授業の流れ

体育館にリズム音が響く中、生徒たちは最初はゆったりとしたペースでスタート。テンポが徐々に上がるにつれて、集中力と持久力が試されていきます。音に遅れた時点で終了となるため、**「いま自分がどれくらい頑張れているか」**を常に感じ取りながらの取り組みとなりました。

活動前には「無理のない範囲で自分の限界に挑戦しよう」という声かけもあり、生徒たちはそれぞれの体調やコンディションに合わせて意識的に取り組んでいました。


■生徒の様子・声

•「前回よりも長く走れた気がする」

•「一人で走ってるときより、みんなが頑張ってると自分も頑張れる」

•「息がきつかったけど、あきらめずに走れた!」

このように、生徒たちは「結果」よりも「挑戦した自分」に対して達成感を感じている様子が見られました。実際、前回のシャトルランより(小学校の時より)多く走れたという声も複数ありました。


■学びの広がり

今回の学習を通じて、生徒たちは「他人と競う」ことよりも、「自分の中の目標や限界に向き合うことの大切さ」に気づいていきました。

一度で大きな成果が出るわけではありませんが、こうした積み重ねが3年間を通しての体力向上や自己管理力の育成につながっていくと考えています。

今後も、体育の授業を通じて“心と体の成長”を支えていけるよう取り組んでいきます。